常時英心:言葉の森から 1.0

約10年間,はてなダイアリーで英語表現の落穂拾いを行ってきました。現在はAmeba Blogに2.0を開設し,継続中です。こちらはしばらくアーカイブとして維持します。

映画のご紹介

知らない人が多いと思いますので,以下,本日の「スポーツニッポン」(06/18/10)より。(元早大生,今は専大院生の小山本)

俳優三浦友和(58)と元歌手の山口百恵さん(51)夫妻の次男で、俳優として歩み始めた三浦貴大(たかひろ、24)が映画「学校をつくろう」(監督神山征二郎)で初主演を飾った。明治時代の初め、新しい日本づくりに取り組んだ若者たちの奮闘を描いた青春群像劇。共演に柄本明(61)の次男・時生(20)ら2世俳優が集い、競演も見どころ。秋に公開される。
「ファイト〜1発!」の決めゼリフも鮮烈なリポビタンDのCMなど、順調にステップを踏む三浦が銀幕の主役に躍り出た。撮影は10日に終了したが、幕末から明治時代を舞台にした作品に「英語のセリフも多くて大変でした。主演という重圧もありましたが精いっぱいやりました」と充実した表情で振り返った。
志茂田景樹氏(70)の小説「蒼翼の獅子たち」をベースに「ハチ公物語」などで知られる神山監督がメガホンを取った。創立130周年を迎えた専修大学の設立に奔走した若者たち。その中で明治初期の動乱期に渡米して法学を学び、中心的な役割を果たした相馬永胤(ながたね)を演じた。
三浦はライフセービングに打ち込んだ自身の大学時代と重ね合わせ「同じような情熱で、日本を変えるために奮闘した人たち。教科書に出てくる偉人だけでなく、こういう人たちの努力もあったということが僕自身も勉強になったし、同世代の人たちに見てもらいたい」と熱く語った。
鍋島壽夫エグゼクティブプロデューサーは「強い目力が役のイメージにぴったり」と起用理由を説明。くしくも同世代の2世俳優が集まった。妻役に目黒祐樹(62)と江夏夕子(62)夫妻の長女・近衛はな(30)、役所広司(54)の長男・橋本一郎(24)、橋爪功(68)の長男・遼(23)も出演。似た境遇で育ったせいか三浦も「つながる部分があって凄く話が合った」と現場を満喫。芸能界もサッカーW杯で男を上げた本田圭佑(24)と同世代のジュニアの台頭が顕著だ。
三浦は今後も映画を大切にしていく意向で「料金を払って足を運んでもらう映画館は特別な空間。そこまで人を動かすのは凄くすてきなこと」と笑顔。その映画界で絶大な人気を誇った両親については「この仕事を始めてから、あらためて尊敬の念が大きくなった」としみじみ語った。
http://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2010/06/18/01.html