常時英心:言葉の森から 1.0

約10年間,はてなダイアリーで英語表現の落穂拾いを行ってきました。現在はAmeba Blogに2.0を開設し,継続中です。こちらはしばらくアーカイブとして維持します。

bazillion

ハワイでゲッコー(ヤモリ)が間違い電話をかけてしまうようです。

Gecko butt-dials ‘bazillion’ times from Hawaii seal hospital

HONOLULU – If you got incessant phone calls last week from a hospital that cares for Hawaiian monk seals, you were butt-dialed.

Or, more specifically, foot-dialed.

以下省略

https://www.japantimes.co.jp/news/2018/10/10/world/offbeat-world/gecko-butt-dials-bazillion-times-hawaii-seal-hospital/#.W73PrIFcWaM

 bazillion /bə-ˈzil-yən/ を取り上げます。後ろにtimesという単語がきていることから、回数の程度を表す単語であることはわかります。
 インターネットで検索してみたところ、英辞郎 on the WEBに「何兆億、無数、膨大な数」とありました。主にアメリカで使われる俗語なんだうです。また、例文としてThere are bazillion of programs out there.「この世には無数のプログラムが存在します。」が示されていました。確認のためにインターネットのCambridge Dictionaryも確認したところ、“an extremely large, but not an exact, number”と定義されていました。この表現の語源はわかりませんでしたが、Cambridge Dictionaryには同義語としてzillion「無数、数えきれないほどの多数」という名詞が挙げられていました。
 ちなみに、記事のGeckoとはヤモリのことで、ハワイでは守り神として大切にされています。お土産のショップに行くとGeckoがプリントされたTシャツなども売ってるくらいハワイではメジャーな生き物です。行く機会があれば探してみてください。(Blue Sky)