常時英心:言葉の森から 1.0

約10年間,はてなダイアリーで英語表現の落穂拾いを行ってきました。現在はAmeba Blogに2.0を開設し,継続中です。こちらはしばらくアーカイブとして維持します。

trip up 復習

今回紹介するのは trip upです。

本日、Academic Success Tutorials という学部学生コース向けの「学習の手引き」を取り扱う授業では、Exam preparationについて詳しく触れました。途中、その内容に関連して先生の方が trip upと言われたことに気づいたものの、句動詞であることくらいしか予測できませんでした。以下で意味等確認していきます。

まずtripの意義を調べてみると、『スーパーアンカー英和辞典』(第五版、学研プラス)に記述されていたのは第三義の「つまずき、踏み外し」でした。

Collins English Dictionaryでは、“If someone or something trips a person up, or if they trip up, they fail or make a mistake. ”とあります。

また、Thesaurus.comで類義語を確認すると、1つにmuff「〜をしくじる」という意味の単語があがっていました。

以上のことから、trip upは「失敗させる」という意味を指す句動詞であることが言えます。その他、「〜をつまずかせる」といった訳も含まれますが、そもそも動詞のtripが様々な意義を持つことに驚きました。こういった単語1つとっても、一般的な知識(旅、小旅行、出歩き)のみで終わらず、もっと深く掘り下げて自分のものにしていきたいと強く思いました。(bro-taro-world @ Calgary)

trip up - 田邉祐司ゼミ 常時英心:言葉の森から