常時英心:言葉の森から 1.0

約10年間,はてなダイアリーで英語表現の落穂拾いを行ってきました。現在はAmeba Blogに2.0を開設し,継続中です。こちらはしばらくアーカイブとして維持します。

straw festoon

いよいよ最終学年の年となりました。時の流れは恐ろしいです。

今回、お正月ということで私の地元である伊勢志摩で,伝統的に(by tradition)引き継がれている文化を紹介します。結界や神様をむかえる縁起物として玄関に飾られるのが“注連縄"と呼ばれるしめ縄飾りです。英語ではSacred Shinto rope, a straw festoonと表現されるようですが、なにかしっくりきませんでした。結局はshime-nawaと日本語で通すしかないようです。

           

この“注連縄”、通常であれば、1週間〜2週間ほどで門松とともに外すのが三重での一般的な習慣だと思います。しかし、伊勢志摩地方では注連縄を玄関に一年中飾り、この時期に古くなった注連縄を新しいものと取り換えるという独特の風習があるのです。一年も飾っていると、色は変わり、実もしぼんでしまします。この文化は大学生になってから知ったことで、国内で初めての“culture shock”でした。(野球小僧)