常時英心:言葉の森から 1.0

約10年間,はてなダイアリーで英語表現の落穂拾いを行ってきました。現在はAmeba Blogに2.0を開設し,継続中です。こちらはしばらくアーカイブとして維持します。

英語授業研究学会感想

本日は文教大学付属中学・高等学校で行われた「英語授業研究学会 関東支部第178回例会」に参加してきました。内容は以下の通りです。
(1)研究実践報告
「意欲的に英語を学習する仕組みづくり〜特別支援学校の実践から〜」
発表者: 加藤 智行(T都立J特別支援学校)
(2)ビデオによる授業研究と協議
「英語I:学習意欲を高め、基礎学力を一から底上げするための授業を目指して」
授業者: 細 喜朗(C県立U高等学校)

今回のビデオによる授業研究を拝見させていただくことで,「教師の振る舞い方と生徒の授業態度」の関連性について考えるいい機会になりました。ビデオは50分授業を15分に編集したものだったため一つひとつの活動観ることは出来ませんでしたが,ビデオで見る限りは先生と生徒のテンションが比例しているように感じ取ることが出来ました。授業の山場をどこに持ってくるかにもよりますが,教師は常にその点に気を配りながら,生徒の気持ちを上手にのせてあげる役割を担っていると思います。
協議では「生徒への適確なタイミングでのリスポンス」や「Teacher Talk」についてなど色々なコメントやアドバイスが飛び交っていました。今後もこういった学会に参加させていただき,現場の様子やそこでの実践などを客観的に観察する機会を持ちたいと思います。明日は日本英語教育史学会の全国大会に参加します。(GP)