常時英心:言葉の森から 1.0

約10年間,はてなダイアリーで英語表現の落穂拾いを行ってきました。現在はAmeba Blogに2.0を開設し,継続中です。こちらはしばらくアーカイブとして維持します。

Going, going, gone! 復習

日本の「台所」は豊洲へとお引越しします。

Going, going, gone! Tokyo's iconic Tsukiji market closes
Tsukiji fish market in central Tokyo, famed as “Japan’s kitchen” and a top tourist destination, held its last auctions early Oct. 6, closing out an 83-year history.

(以下省略)

http://www.asahi.com/ajw/articles/AJ201810060050.html

見出しにある “Going, going gone!” が気になりました。

手持ちの紙辞書になかったので、『英辞郎 on the WEB』で調べてみると「いいですか、いいですか、はい決まり」や「終わるよ、終わるよ、はい終わり」とありました。これはセリやオークションの最後の言葉です。競り値を言う時は “going for 100, 100” 「100ドルだよ」というセリフになります。

実際にオークションの動画を見たところ、最後にゆっくりと溜めて言っていました。つまり、これが落札価格を決定する最後のセリフであると理解できます。

また、野球の実況では “It’s going, going, gone!” 「球は大きく上がり、伸びで、入った!」とホームランを打った時に使われるそうです。(amphibian)