常時英心:言葉の森から 1.0

約10年間,はてなダイアリーで英語表現の落穂拾いを行ってきました。現在はAmeba Blogに2.0を開設し,継続中です。こちらはしばらくアーカイブとして維持します。

walk one’s (the) talk 復習

今使っている教科書の中で出てきた表現を紹介します。walk the talkです。初めに見たときは訳が頭に浮かびませんでしたが、すぐに先生から“you actually do what you said”という説明をいただきました。以下辞書の定義を確認していきます。

Oxford Dictionary of English (2th): “suit one’s actions to one’s words”

Collins Free Online Dictionary: “to put theory into practice”

手持ちに辞書には記載がなかったので、電子辞書に内蔵されている『ジーニアス英和大辞典』(大修館)の定義を載せます。「《主に米》言行を一致させる、自分の発言に責任を持つ」

英次郎on the WEBでは「自分で言ったとおりのことをする、約束を実行[遂行]する、言動を一致させる、有言実行する」との訳語が当てられていました。

また関連した表現としてCambridge Dictionaryにはtalk the talk…walk the walkで“If you say that someone talks the talk but does not walk the walk, you mean that they do not act in a way that agrees with the things they say”を意味するとの記載がありました。

つまりtalk the talkは「口先だけ」、walk the walkは「実際に実行に移す」という意味を表すことができます。

ちなみに先生はwalk it like you talk itでもwalk the talkと意味は同じであるとおっしゃっていました。(ko-chi @ Calgary)

walk the talk - 田邉祐司ゼミ 常時英心:言葉の森から