常時英心:言葉の森から 1.0

約10年間,はてなダイアリーで英語表現の落穂拾いを行ってきました。現在はAmeba Blogに2.0を開設し,継続中です。こちらはしばらくアーカイブとして維持します。

early bird 復習

また1つ興味深いと感じた表現を紹介します。early birdです。先日、カルガリー大学にてStudent Representative Meeting(語学研修プログラムが円滑に進むよう設けられた、生徒とオフィス間での意見交換の場)が行われ、自分もメンバーの一員として出席しました。あるactivityの参加人数の上限について話していた際、隣に居らした先生がearly birdと私達へ注意を呼びかけられたのを聞き、なんとなくですが「早めの行動」を示唆していたのではと予測しました。以下で確認していきたいと思います。

『スーパーアンカー英和辞典』(第五版、学研プラス)には「早起きの人、他の人よりも先に到着する人」と記述されています。

Collins English Dictionaryでの定義を調べますと、“an early bird is someone who does something or goes somewhere very early, especially very in the morning.” “an early bird deal or offer is one that is available at a reduced price, but which you must buy earlier than you would normally do.” とあります。

さらにbirdとの関連性に疑問を持ったのでetymologyを探ると、“The early bird catches the worm – success comes to those who prepare well and put in effort.” となっていました。 「早起きは三文の徳」であると断定できます。(The Phrase Finder)

まとめますと、early birdには「早起き、早く到着する」に加えて、early bird saleなどの「割引価格」や「先着」という意味が含まれることが分かります。Meetingでの流れを振り返れば確かに「先着」が当てはまります。

ちなみに、Meetingでは、各クラスにおける授業の進行具合の共有、プログラムに対しての改善案やその他提案の持ちかけなどが主旨となっています。とは言うものの、私からすればやはり英語で自らの考えを正確に述べるのは簡単なことではなく、まだまだ不十分だと心底感じている今日この頃です。練習の積み重ね。この機会をうまく活用してspeakingの向上に努めて参ります。(bro-taro-world @ Calgary)

early-bird 復習 - 田邉祐司ゼミ 常時英心:言葉の森から

early bird sale - 田邉祐司ゼミ 常時英心:言葉の森から