squirrel away 復習
語学研修で学んだものから取り上げます。
今回紹介するのはsquirrel awayです。これまで見聞きしたことのない表現でしたが、動物を表す単語と前置詞の組み合わせであることから、リスの習性に基づく動作を示しているのではないかと推測しました。後に先生の方は “to hide money for future use” と補足説明をされたので、なんとなくイメージを掴むことができましたが、以下で意味や語源等確認していきたいと思います。
まず、手持ちの『スーパーアンカー英和辞典』(第五版、学研プラス)でsquirrelを引くと、「(食料など)を大事に(ひそかに)蓄える(away)とあります。
また、Cambridge Dictionaryでは “to hide or store something, especially, in order to use it in the future” と定義されており、念のためthesaurus.comで類義語を調べたところ、put awayやstock upなどが挙げられています。
リスと言えば、食べ物を(主に種や木の実)頬袋に隠したり地面に埋めたりして貯蓄に励む習性を持っています。上記でhideという動詞が使われたのも、squirrel awayにはリスの生態からして「人目につかないようこっそりと」というニュアンスがあるからではないでしょうか。これが語源となり現在の辞書的意味に至ると思われます。個人的には、小さい頃によく親から「お金は無駄遣いせず、将来の蓄えとして残すことも考えなさい」と言われていたのを思い出します。(bro-taro-world @ Calgary)