常時英心:言葉の森から 1.0

約10年間,はてなダイアリーで英語表現の落穂拾いを行ってきました。現在はAmeba Blogに2.0を開設し,継続中です。こちらはしばらくアーカイブとして維持します。

先輩方へ

He who knows not foreign language knows nothing of his own.

今回は普段とは趣向を変えてWRENの座右の銘を紹介します。

He who knows no foreign language knows nothing of his own. ( Wer keine Fremdsprache kennt, kennt seine Muttersprache nicht.)これはドイツ人の詩人であり、作家でもあるGoetheの言葉です。彼は幼い頃からの学習の甲斐もあってマルチリンガルとなった人物でもあります。

この言葉を日本語に訳すのであれば、「外国語知らずして母国語を知らず」となるでしょう。

常に新しい英語の知識に巡り合う中で気持ちが迷走してしまった時、私はふとこの言葉に立ち返ります。自分自身を外から見ることで、「英語から日本語を考える」という本質的な部分へ軌道修正するのです。

“He who knows no world knows nothing of Japan.”、学生であるうちにたくさん世界を見て学び、卒業された素晴らしい先輩方のようにコツコツと日々英語の学習を続け、そして社会へ飛び立っていきたいです。(WREN)