change tacks
本日の裏ゼミにて、テニスの大坂なおみ選手についてのニューヨークタイムズ記事を読んでいて、気になる表現を見つけたので紹介します。
What she needs next is some more work on public speaking. She giggled and meandered her way through the trophy ceremony, changing tacks repeatedly and finally concluding, “This is probably going to be the worst acceptance speech of all time.”
以下省略
本日取り上げる表現は、change tacks です。そもそもtackの意味を知らなかったので、『スーパーアンカー英和辞典』(第四版、学研教育出版)を引いてみたところ、第三義に「方針、指針、方策、政策;(人などの)扱い方、対処の仕方」と記されており、合わせて “change tack”で「方針を変える」と記されていました。ここで、再読してみると「なおみ選手にとって次必要なのはパブリックスピーキングの鍛錬であり、なぜなら授与式を通してくすくす笑っていたり落ち着きがなく、話題もコロコロ変わりやっと結論にたどり着く」、つまり、人前での振る舞いにまだまだ問題があり、話し方にも同じことが言えるという解釈が良いと思います。
今朝のゼミを通して、スキーマ拡大の一歩としてテニスのルールを知っておくことも十分大切な勉強だと思いました、(WREN)