常時英心:言葉の森から 1.0

約10年間,はてなダイアリーで英語表現の落穂拾いを行ってきました。現在はAmeba Blogに2.0を開設し,継続中です。こちらはしばらくアーカイブとして維持します。

bower

友達と出かけていた時に目に入った単語で意味が分からなかったものがあったので、そちらを紹介したいと思います。

 それが bower /bou′ər/ です。Korin Bowerと案内板に書いてあり、日本語では「光林亭」と記載されていました。

「光林」はそのままkorinと訳していたので、bowerが「亭」にあたる部分でしょう。しかしお恥ずかしながら、そもそも「亭」という日本語で何を指しているのかも分からなかったので調べてみました。ネット上の「コトババンク」によりますと、「唐音 眺望や休憩のために高台や庭園に設けた小さな建物。あずまや。」とありました。

さて、英語のbowerに戻りますと、『ジーニアス英和辞典』には「木陰,木の休憩所;あずまや」や「(野趣のあるいなか家」または「(中国の詩の)女性の私室[寝室]」とありました。

 ちなみに今回の意味とは関係がありませんが、「(船主の)主錨」や「(euchreで)ジャック」とも載っていました。euchreは英語圏で行われているトランプを用いたゲームの一種だそうです。(rain)