常時英心:言葉の森から 1.0

約10年間,はてなダイアリーで英語表現の落穂拾いを行ってきました。現在はAmeba Blogに2.0を開設し,継続中です。こちらはしばらくアーカイブとして維持します。

narcotic 復習

以前購入したアン・ランダースの「人生相談」を読んでいる中で気になった単語を紹介したいと思います。

1. Where Are You, My Son? の1段落目に “Our son is one of the thousands of young people who ran away from home after becoming involved with narcotics.” とあり、初めはnarcotic /nɑːˈkɒtɪk/ の理解が欠けていたので、文脈から判断して「精神病、もしくは精神疾患である若者たち」との訳出になるのが適切ではないかと思います。

『スーパーアンカー英和辞典』(第五版、学研プラス)で実際の意味を引いたところ、「麻薬、麻酔剤、催眠剤(違法に売買される麻薬剤や催眠剤の薬品を広くさす)」と載っており、drugと共起されてnarcotic drug「麻薬」となることが分かりました。

Oxford Dictionariesによると、語源については “Late Middle English: from Old French narcotique, via medieval Latin from Greek narkōtikos, from narkoun ‘make numb’.“ で定義の通り、「感覚を無くす」といったニュアンスで使われていることが伺えます。(broccoli)

narcotic 復習 - 田邉祐司ゼミ 常時英心:言葉の森から

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