常時英心:言葉の森から 1.0

約10年間,はてなダイアリーで英語表現の落穂拾いを行ってきました。現在はAmeba Blogに2.0を開設し,継続中です。こちらはしばらくアーカイブとして維持します。

spice up 復習

The Japan Times(February 20, 2018)のDelicious(p.9)の記事からです。イケゾノマチコさんはインドの化粧品に興味を持ち、アユルベーダ医術というものからスパイスの重要さを知り、日頃の料理などに用いています。それは一つの健康法であるそうです。

Spice up your life to stay young, healthy

The spice rack in your kitchen might also double as a medicine cabinet. In Ayurveda, a traditional form of Indian medicine, spices are used to deal with a variety of ailments.

Ikezono runs Shakti, an Ayurvedic treatment salon in Fukuoka.

(以下省略)

私のToday’s wordは上記の見出しから取り上げた”spice up”です。昨日カレーを作ったのでタイムリーな記事だなと思い、読みました。”spice” という単語は「香辛料、スパイス」などという意味がありますが動詞として見るのは初めてでした。予想をしましたが香辛料をふりかけるなど文章には沿わない訳しか思いつきませんでした。

ジーニアス英和辞典第五版』大修館によると「〜に香辛料を加える」「〜に味わいを添える、〜を面白くする、〜に趣を加える」とありました。名詞形には「香辛料」の他に「趣、面白味」という意味がありました。つまりこの文章では健康法として用いられるスパイスとスパイスが人生を若々しく健康に華やかにしてくれるという意味がかかっていることがわかりました。昨日カレーを作ったときに着ていたセーターを着て本日のゼミに参加したので、隣にいたゼミ生のR君からスパイスの香りがすると言われました。街ですれ違うインド人らしき人達からカレーの匂いがするのはこのことか!と思いました。(Creative)