I insist 復習
複数人で食事をした時のお会計で一人が「自分が全部出します。」と言ったあとに何人かが「いや割り勘にしましょう。」と提案したのを振り切って「いや、ここは私に払わしてください。」といって最終的にはその一人が全額払う場面って日常よくありますよね。またある一人が席を譲った時に、譲られた一人に「結構です。」と断れたことを交わして「どうぞ遠慮なさらず。」と席を譲るシチュエーションも頻繁に見ることができますよね。
こういった自分が善意だと感じて起こした行為を一度避けられた後に、それでも相手に対しその行為を行いたいという際に英語で 「ぜひ、お願いします」という意味合いを含む “I insist” を使うと相手に自分がしたい気持ちが伝わるそうです。
『ジーニアス英和辞典第5版』(大修館) によると “insist” には「強く主張する」という意味があり、直訳すると「私は強く主張します。」と自己中心的なニュアンスが伝わって来ますが、会話表現においての “I insist” は相手が自分に遠慮したり気を遣っていることが本意ではないと感じて自分からもう一度提案してみるという相手を思いやう場面で使われるそうです。
普段の生活で自分を出そうとする事を躊躇ってしまいがちですが、善意や相手が喜ぶだろうと感じた行為は自分から率先して行うことは良いことですね (Hapidra)