常時英心:言葉の森から 1.0

約10年間,はてなダイアリーで英語表現の落穂拾いを行ってきました。現在はAmeba Blogに2.0を開設し,継続中です。こちらはしばらくアーカイブとして維持します。

英検の振り返り

 2017年度第3回実用英語技能検定を受験した振り返りをさせていただきます。
以下に述べさせていただくことは2点です。
 1つ目は、英検1級合格のために足りないことです。法学部出身ということもあり、英語はまだまだですから、英語力の弱点をあげようとすれば多く挙げられますが、ここでは今回受験して強く感じた一点に絞らせていただきます。それは、文章の構成力です。今回、Writing の問題で悔しい思いをしました。「日本は米国との関係を見直すべきか」というテーマに対し、読む人を納得させられるような根拠を3つ考えつくことに時間をかけすぎてしまいました。さらに、その根拠をいかに論理的に文章に起こすか、短時間で処理することができず、結論まで書ききれませんでした。私には「話し方」という能力が欠けています。自分の意見を相手に伝え、納得させる、そういった技術の未熟さに気づいています。「日本語で伝えられなければ、英語で伝えられるわけがない」とUG先生に助言していただくことがありますが、今回もその点が露呈してしまったと考えています。この点を改善するためには、日々、読み、話すことが必要だと思います。特に私は教員を志す身であり、この力は必ず必要になるので、残りの学生生活の中で今回の反省を常に意識し、成長していきます。
 2点目は、1級受験者の人数の多さです。1級を受ける人が多いな、と私は検定会場で思いました。しかも、おそらく英文科でない人も多数いたことでしょう。そのことは「世の中に英語ができる人は、英語を専門としていない人の中にも沢山いる」ということを私に再認識させました。私は社会に出てから、1つでいいから人より秀でてるものを身につけていたいと日頃考えています。英語が話せるだけでなく、発音が秀でてる、文学史をよく知っている、など今後社会の中で生き抜いていくためにもそういった力をつけていくことが大切だと私は思います。
 来年度中に英検1級を取得することを1つ目標にして、勉学に努めていきます。(OkaUchi)