常時英心:言葉の森から 1.0

約10年間,はてなダイアリーで英語表現の落穂拾いを行ってきました。現在はAmeba Blogに2.0を開設し,継続中です。こちらはしばらくアーカイブとして維持します。

clemency 復習

エターナル・サンシャインというアメリカ映画を観ている時に、主人公の名前クレメンタインがclemency「寛大」から由来すると言及されていました。新しいワードを学んだのでこちらに取り上げます。
clemency/klémənsi/を 『ジーニアス英和辞典』で確認すると「(罪人などへの)寛大な措置、慈悲《mercyがふつう》」「(天候・性格の)温和」とありました。つづいてCambridge Dictionaryで調べると“kindness when giving a punishment” “(of weather) the quality of being pleasant or not severe”と定義されています。
語源はラテン語のclementia「慈悲、優しさ」からきています。
ちなみにclementineは「クレメンタイン《小型オレンジ》」と記載されていました。どのようなオレンジなのかインターネットで調べてみると、マンダリンの一種で見た目は小さい温州みかんのようでモロッコ、スペイン、チリで栽培されているかんきつ類のことのようです。
また、以前取り上げられた記事からleniencyと同義語であることがわかりました。
(Kiwi girl)

http://d.hatena.ne.jp/A30/20150429/1430300404
http://d.hatena.ne.jp/A30/20151122/1448185803
http://d.hatena.ne.jp/A30/20150227/1425002476