常時英心:言葉の森から 1.0

約10年間,はてなダイアリーで英語表現の落穂拾いを行ってきました。現在はAmeba Blogに2.0を開設し,継続中です。こちらはしばらくアーカイブとして維持します。

slough 復習

 本日は留学生との交流の中で学んだ表現を取り上げます。
 昨日、カナダ人留学生の友人のインタビューに協力することになりました。トピックは、日本の迷信や言い伝えについてでした。英語で答えなければいけなかったので、事前にどのような例を挙げるか考えていました。私が答えたのは、「夜中に口笛を吹くと泥棒(またはヘビ)がくる」や「つむじを押すと下痢になる」、「ヘビの抜け殻を財布に入れておくと金持ちになる」などで、このとき、「抜け殻」を英語でなんと表現するのか気になったので調べてみました。
 英辞郎on the WEBで調べてみると、"slough" /slúː/ や"shedding"、"husk"などとありました。それぞれの違いや特徴を、『ジーニアス英和辞典』第4版(大修館)で調べてみると、"husk"は「(穀類、クルミなどの)殻」、"shedding"は"shed"の動名詞形で「(動物が)(皮、殻、羽など)を脱ぐこと」つまり「脱皮」という意味があり、"slough"には「(ヘビなどの)抜け殻」などとありました。したがってここでは、"slough"が一番適切かと思います。(Akim)

抜け殻 - 田邉祐司ゼミ 常時英心:言葉の森から