常時英心:言葉の森から 1.0

約10年間,はてなダイアリーで英語表現の落穂拾いを行ってきました。現在はAmeba Blogに2.0を開設し,継続中です。こちらはしばらくアーカイブとして維持します。

furtive 復習

 カラオケは日本語を学ぶのに最も適した方法のひとつで、中でも一番面白く効果的なのは演歌とされています。

Let’s look at how Yujiro Ishihara and Aki Yashiro both sing of 忍び逢う恋 (shinobi-au koi, furtive love) in their respective songs 夜霧よ今夜もありがとう (“Yogiri yo Konya mo Arigatō,” “Thank You Again Today, Night Fog”) and なみだ恋 (“Namida-goi,” “Tearful Love”).

一部抜粋

https://www.japantimes.co.jp/life/2017/08/14/language/enka-gives-lessons-japans-unattainable-love/#.WZPPu-aQzIX

 “furtive”を取り上げます。意味は記事通りですが確認のため辞書を引くと、「(行為が)こっそりなされた、(ふらちで)ひそかな」「(人、動作が)人目を気にした、うさんくさい」とありました(『ジーニアス英和辞典』)。またLDOCEには,”behaving as if you want to keep something secret”と記載されていました。フランス語の”furtif”が語源のようです。
 演歌は演説歌のabbreviationであり、反政府抗議の歌としての始まりが起源であることを初めて知り驚きました。(MMF