常時英心:言葉の森から 1.0

約10年間,はてなダイアリーで英語表現の落穂拾いを行ってきました。現在はAmeba Blogに2.0を開設し,継続中です。こちらはしばらくアーカイブとして維持します。

pesticide #2


 今年6月にオランダが輸出した鶏卵から殺虫剤の成分が検出された問題で, ベルギーの食品安全当局は本格的な調査を開始すると明らかにしました。

Belgium started checks in June

Belgian food safety authorities began investigating possible pesticide contamination in eggs in early June, several weeks before the public was made aware of a food safety scare now affecting several European countries.

以下省略

http://the-japan-news.com/news/article/0003866643

 取り上げる語は “pesticide” / pɛstɪsaɪd / です。文脈および接尾辞 “-cide” から「有害なもの」が思い浮かび, 辞書で確認したところ, 「農薬」とありました。特に「殺虫剤, 殺菌剤, 除草剤, 殺鼠剤」を指します (『リーダーズ英和中辞典』研究社)。

The Free Dictionary.comには, “(Chemistry) a chemical used for killing pests, esp. insects and rodents” と定義され, 成り立ちは “pest-” + “i” + “-cide” と記されていました。接頭辞 “pest-” は「害虫」, 接尾辞 “-cide” は「殺すもの」, そして中央の “i” は, ラテン・イタリア語系において名詞の複数形をつくる役割を担っています(Dictionary.com)。 “pest” はラテン語に由来しており, その他の例として, 2つ以上のケトルドラムがセットになった “timpani” 「[楽器]ティンパニ」が挙げられていました(同英和辞典)。

 食品から検出された成分「フィプロニル」は, 本来, ノミやゴキブリ, シロアリの駆除剤に含まれるものだそうです。(Cayu)

pesticide residue - 田邉祐司ゼミ 常時英心:言葉の森から