常時英心:言葉の森から 1.0

約10年間,はてなダイアリーで英語表現の落穂拾いを行ってきました。現在はAmeba Blogに2.0を開設し,継続中です。こちらはしばらくアーカイブとして維持します。

jink #4

先日のプリントで「どんちゃん騒ぎ」を表す“high jinks”という言葉を覚えたので、語源を調べてみました。
過去の先輩方のブログの記事によると“hijinks”とも表記されるようです。

まず、Oxford living Dictionariesで“jink”を調べてみると“Change direction suddenly and nimbly, as when dodging a pursuer”と定義されていました。

ジーニアス英和辞典』(第五版、大修館書店)では「さっと身をかわす」とあり、動詞形も名詞形も同じ形であることがわかりました。

17世紀後半、“jink”は、すばやい動作の象徴だったようですが、スコットランド語の“high jinks”は「飲み会での滑稽なしぐさ」を示していたそうです。
そこから、現在の意味あいとして使われ始めたのは18世紀に入ってからのようです。

この表現を学習した際、“We were having high jinks at the bar.”という、お酒がらみの文章であったことを思い出しました。(flyingbird)

hinjinks - 田邉祐司ゼミ 常時英心:言葉の森から

hijinks - 田邉祐司ゼミ 常時英心:言葉の森から

hijinks #2 - 田邉祐司ゼミ 常時英心:言葉の森から