常時英心:言葉の森から 1.0

約10年間,はてなダイアリーで英語表現の落穂拾いを行ってきました。現在はAmeba Blogに2.0を開設し,継続中です。こちらはしばらくアーカイブとして維持します。

impregnableとimpregnate

本日の朝のゼミの時間に英検プリントを解いていたところ、“impregnable”という単語に出会いました。

“-able”が語尾にあることから形容詞であることがわかります。そして、Oxford Living Dictionaryで調べたところ、“unable to be captured or broken into”とあり、日本語で「1.難攻不落の、堅固な 2.(人・チーム・地位・意見などが)強力な、動じない、揺るぎない」とありました。
語源はラテン語、古フランス語で“not”の“in”と“take”の“prendre”が組み合わさって出来たものであることがわかりました。

また、よく似た形で動詞の「しみこませる、妊娠(受胎)させる」という意味の“impregnate”の語源もラテン語ですが、“into”を表す“in”と、“make pregnant”の“praegnare”が合わさった形だそうです。(Online Etymology Dictionaryより)

同じ“in”でも、異なる意味合いを持つことがわかり、たいへん勉強になりました。

impregnate - 田邉祐司ゼミ 常時英心:言葉の森から