常時英心:言葉の森から 1.0

約10年間,はてなダイアリーで英語表現の落穂拾いを行ってきました。現在はAmeba Blogに2.0を開設し,継続中です。こちらはしばらくアーカイブとして維持します。

中核教員研修の感想

わたしも12月9日の授業研究会に参加させていただきました。現行の学習指導要領では小学5年生、6年生では外国語活動として年間35時間の授業数を行うように定めていますが、S市は英語特区になっており、K小学校では1年生から外国語活動を行っています。

授業のウォーミングアップでは、児童が授業を始めて、先生と挨拶を行い、音楽を使ってクラスメイトと挨拶を行いました。そして、5人1組になり、テキストのヒントを聞きそのページを探すという3ヒントクイズを行い、フォニックスをICTで確認し、前回学習したフレーズをALTが発音し、そのフレーズのカードを触りながらリピートしていました。

今回の授業のめあてとして『自分の一日の生活を紹介しよう』であったので、クラスメイトにインタビューをしていました。
授業の中で、S先生が子どもに対してのアドバイスがあり、子どもたちが自信をもって使っているように見えました。また、英語を使っている子どもたちは笑顔で、とても楽しそうでした。インタビューの仕方として先生が子どもたちを考慮されているのだと感じました。

授業を見学させてもらい、小学校で行われている外国語活動が自分の想像の上を行っていて、自分が教壇に立つ時にはこのレベルを見るのだと思うと楽しみと不安が半分ずつ現れました。

授業後の協議では、2グループに分かれて行いました。この協議は、現役の先生方と一緒に行い、授業に対する『良かった点』『気になった点』について協議しました。現役の先生からの目線と学生からの目線では、同じところや異なるところが出てきました。現役の先生方の目線だと、教師の動きの方に目が行き、学生目線だと授業の活動に目が行っていました。この協議ではその2つの目線から見たことがあがり改善点が色々とあがりました。

今回この英語教育推進中核教員研修に参加して、今まで資料等でしか見ることができなかった教育現場の状況が見ることができ、また、子どもたちの英語を使おうと一生懸命になる姿を見ることができ、とても貴重な体験でした。このような機会をいただけたことに感謝いたします。ありがとうございました。(Upper Field)