日本英語教育史学会 感想
昨日、T大学で行われた日本英語教育史学会に参加して参りました。
故若林俊輔先生の英語教育論を再考するというセッションで印象に残ったことは、先生が中学生で綴りと発音の関係を教えるのはどうかと考えておられたことと、教科書の出版や採択に関して地域の独自性を尊重されていたということです。昔、茨城県では県独自の教科書があったそうですが、もし今同じように地域独自の教科書があったとしたら、その県や地域の特色を同時に学べるような教科書もあったりするのだろうかと想像が膨らみました。少し社会科も絡んでくる教科書になるのではないかなと思いました。他にも先生は学習者論や英語教育政策の面などから、人とは違った視点で様々なことを考えておられたのだと知り、驚くことが多かったです。今回このようなお話をお聞きする機会を頂けたことに感謝致します。ありがとうございました。(aqua)