日本英語教育史学会 感想
26日、北千住にある東京電気大学で行われた日本英語教育史学会に参加してきました。
初めに行われたテキストマイニングに関するお話は難しかったですが、興味深いものでした。分析をする際にコンピュータに指定した用語を拾わせ、そこから様々な背景を読み取っていくきっかけに使うというのは今だからこそできる研究だなと思いました。ただ、お話の中でも述べられていたように、コンピュータは100%正しいわけではないと思うので、それを認識した上で活用していかなければならないのかなと思います。何にせよ、これから新たな発見・研究をしていく上で有効なツールであると思います。これからこういった種の研究も進んでいくのではないかと思いました。
後半の若林先生の英語教育論に関するお話も興味深く、大変ためになるお話でありました。配布された資料、そして河村先生、若有先生のお話から若林先生は英語教育に対して真摯に取り組んだ方であったということを学びました。昔から日本の英語教育を改善しようとしていたことがお聞きした先生のエピソードからもひしひしと伝わってきました。現在2020年のオリンピックに向けて英語教育にもよく焦点が当てられていますが、若林先生のような先人が積み上げてきたものを糧としつつ発展していけばいいなと思います。また、自分も残された学生生活において英語学習を充実させ、能力を高めていきたいなと思いました。
最後になりますが、このような機会を与えてくださったUG先生、そして学会の皆様、ありがとうございました。(Blue Sky)