日本英語音声学会 特別講演の日
ゼミ生の感想にあるように昨夕は、ほんのひとときのことでしたが、専大神田キャンパス7号館のあの教室は確かにイギリスの教室となりました。わたし自身久しぶりに「本場の講義」を堪能し、甘酸っぱい若き日のあれこれを思い出していました。
今回、UCLをご退官されたAshby前音声学科長が奥様のPatricia Ashbyウエストミンスター大学教授をともなわれ来日されたのは、実験音声学の泰斗 故千葉勉博士の遺品を東京外大に持ち帰られるためでした。一昨日にはその式典が同大で行われたそうです。
https://tufstoday.com/articles/160906-2/
専大でのご講演は、せっかく英語音声学の泰斗が来日されているのでこれを見逃す手はない!、ということで、式典翌日の昨夜、日本英語音声学会関東支部の主催という形でUCLの雰囲気を公開するために開催されました。
専門的なことはわからなくとも、学生達がなにかをつかみとってくれたことは間違いありません。教育とはこうした有形無形のものが少しずつ積み重なって、個々人のなかに染みいっていく過程でもあります(そのなかから将来、UCLで学ぶものが本当に出てくるから教育はたまんない!)。(UG)
以下、いつものごとく、写真点描。