第42回全国英語教育学会感想

8月20日、21日と獨協大学で行われた第42回全国英語教育学会に参加してまいりました。特別講演は午前中に行われ、自由研究発表と事例報告は午前の部と午後の部がありました。

特別講演は、小学校、中学校、高校でのリテラシー教育に関するお話でした。生徒のリテラシーを伸ばすには小中高の連携が必要であり、小学校高学年から始めたリテラシー教育を徐々に発展させていき、高校でのリテラシー教育へと繋げることが大切だということを学びました。

次に自由研究発表と事例報告についてですが、ここでは全国の様々な都道府県の先生方が学校で生徒に対して行った研究の結果を発表されたり、大学院での研究を発表される方もいらっしゃいました。とてもたくさんの先生方が様々な教室で研究を発表されるため、すべての発表を聞くことはできませんでしたが，生徒に対して行うフィードバックに関する研究、英語を読む力と書く力の関連性、リスニング指導に関する研究などを拝聴しました。

どの研究も調査でわかった数字やデータをもとに発表が行われ、数字が苦手な私にとっては理解するのが難しい部分もありました。しかし、いづれの研究でも、どのような指導が生徒の学力を伸ばすことにつながるのかというテーマに焦点があてられており、多くのことを学びました。これだけ一度にたくさんの研究発表をお聞きする機会はなかなかありませんので、貴重な経験となりました。（aqua）