常時英心:言葉の森から 1.0

約10年間,はてなダイアリーで英語表現の落穂拾いを行ってきました。現在はAmeba Blogに2.0を開設し,継続中です。こちらはしばらくアーカイブとして維持します。

chisel 復習


都内のバレースタジオで、女性講師の右手親指を切断した容疑で元生徒の男性が逮捕されました。

Tokyo cops: Man used tools to sever thumb of ballet teacher in Shibuya

TOKYO (TR) – Tokyo Metropolitan on Wednesday arrested a 41-year-old chiropractor for allegedly using tools to cut off the thumb of his former ballet teacher in her studio in Shibuya Ward, reports NHK (July 6).

中略

According to the Sankei Shimbun (July 6), the suspect used a hammer and chisel to remove her thumb.

http://www.tokyoreporter.com/2016/07/06/tokyo-cops-man-severs-thumb-of-female-ballet-teacher-in-shibuya/

この事件に関するニュースを見ていたときに、容疑者が犯行に使用した「鏨(たがね)」は英語で何というか気になりました。「鏨」とは、槌と一緒に用いられ、石や金属の平面を削ったり、材料を切断したりする際に使用する工具の1つです。(「コトバンク」)

上の記事では「鏨」は“chisel”と表されていました。LDOCEで調べてみると、“a metal tool with a sharp edge, used to cut wood or stone”と定義されており、また『ジーニアス英和辞典』(大修館書店)では「鑿(のみ)、鏨」などと記載されていました。日本では、鑿は主に木工に、鏨は金工に用途別に用いられているのに関わらず、同じ単語でこの2つを表すのは面白いと思いました。(ninetails)

gadfly - 田邉祐司ゼミ 常時英心:言葉の森から

bolster 復習 - 田邉祐司ゼミ 常時英心:言葉の森から

barely recognisable (解説) - 田邉祐司ゼミ 常時英心:言葉の森から

chiseled face 復習 - 田邉祐司ゼミ 常時英心:言葉の森から