bread and butter 復習
本日のS教授の「英米の詩・演劇」にて、オリバー・パーカー監督による映画版『真面目が肝心』についての講義を受けました。その中でS教授がある英語表現を取り上げていたので、本日はそちらを紹介いたします。
作品の中で” Cake or bread and butter?”と聞くシーンがあります。この”bread on butter”はhendiadysつまり二詞一意(andなどで結ばれた二つの言葉が一つの意味を表す)だそうで、「バター付きのパン」という意味だそうです。(『ジーニアス英和辞典』第五版、大修館)
この” bread and butter”には他にも意味があります。
形容詞として「〈問題などが〉根本的な,重要な」、「生活のための,〈収入・仕事などが〉生計を支える」という意味があり、名詞として「生計,必須のもの,基本」という意味があります。(『ジーニアス英和辞典』第五版、大修館)
またS教授が” quarrel with one’s bread and butter”という表現を取り上げておりました。これは「雇い主とけんかになる」という意味だそうです。あらためて調べてみたところ、「[通例否定文で](腹立ちまぎれに)自分の仕事を辞めるはめになる,生計の道を絶つようなふるまいをする」とのことでした。(『ジーニアス英和大辞典』用例プラス対応,大修館)
映画にはたくさんの英語表現が散りばめられています。一つ一つ掴めるようになりたいです。(Gomez)