常時英心:言葉の森から 1.0

約10年間,はてなダイアリーで英語表現の落穂拾いを行ってきました。現在はAmeba Blogに2.0を開設し,継続中です。こちらはしばらくアーカイブとして維持します。

Cabin Fever

先生から教えて頂いた表現を取り上げます。

New York Today: In Case of Cabin Fever

Good morning on this breezy Friday.

When the cold air hits and we cower indoors, noncompulsory outdoor activities can be low on our to-do lists.
But fresh air is healthy (or whatever). And in the absence of a blizzard making ski trails out of city streets, we should be slightly more resourceful.

http://www.nytimes.com/2016/01/08/nyregion/new-york-today-in-case-of-cabin-fever.html?emc=edit_ur_20160108&nl=nytoday&nlid=61645515&_r=1

取り上げる表現は、“cabin fever”です。そのまま捉えると、「小屋の熱」になりますが、どのような意味なのか。意味を確認してみると、『ジーニアス英和辞典第4版』(大修館書店)には、長期間室内に閉じ込められた結果から生ずる「いらいら、不安」と記載されていました。英語の定義を見てみると、Merriam-Webster on-lineには、“an unhappy and impatient feeling that comes from being indoors for too long”とありました。寒くなると、家に閉じこもりがちであることからこの表現が使われています。また、この表現は、あまり日本人には知られていないと教えて頂きました。私も初めて知りました。

記事の中に、家の外に出る方法として、氷の上で野球のゲームをするといった風変りなものがあり、楽しそうだなと思いました。(Nao)