常時英心:言葉の森から 1.0

約10年間,はてなダイアリーで英語表現の落穂拾いを行ってきました。現在はAmeba Blogに2.0を開設し,継続中です。こちらはしばらくアーカイブとして維持します。

KATE月例研究会

2016年1月に開催されるKATE月例研究会をご案内いたします。ぜひご参加ください。皆さまのご参加をお待ち申し上げます。なお今後の予定などにつきましては,学会ウェブサイト(http://www.kate-j.org/)をご覧ください。

【2016年1月の月例研究会】
主催:関東甲信越英語教育学会 研修企画委員会
日時:2016年1月9日(土)16:00〜18:00
場所:お茶の水女子大学附属高校
発表者:中津川義浩先生(お茶の水女子大学附属高校)
内容:「より深い読みを求めて」
概要:旧課程高等学校第3学年のリーディング,および勤務校でのその後継科目である現行課程コミュニケーション英語㈽の授業においての,私の実践について報告します。正しい読解,特に行間を読み取るような深い読みを目指しての授業実践ですが,先進的な枠組み,新奇なアイディアや技術とは無縁の,あえてお叱りを承知で言えば,「古くて,新しくない英語リーディングの指導」と呼ぶことができます。一般に多読・速読がもてはやされ,精読については,「重箱の隅をつつくような」ですとか,「木を見て森を見ず」などと否定的に捉えられる嫌いがあります。「細かいところに捕われすぎずに大筋をつかむ」ことの必要性は否定しませんが,ともすれば「細部をないがしろにして,適当に,フィーリングで大体のことがわかればよい」と解されることを憂えています。今回の発表では,恥を忍んで,気取らず飾らず,拙い授業のありのままについてご報告したいと思います。ご指導,ご叱正をお願い致します。

参加費:無料 申し込み:不要

どなたでもご参加いただけますので,お知り合いの方や同僚の方をお誘いあわせの上,お気軽にご参加ください。