常時英心:言葉の森から 1.0

約10年間,はてなダイアリーで英語表現の落穂拾いを行ってきました。現在はAmeba Blogに2.0を開設し,継続中です。こちらはしばらくアーカイブとして維持します。

赤阪大使講演会 感想

このような機会を設定して下さった英文科,UG先生、お忙しいスケジュールの中いらっしゃり、講演をしてくださった赤坂清隆大使に心から感謝申し上げます。
今日のプレゼンテーションの内容は、「グローバルに働くことの魅力」というテーマで、これから社会に羽ばたいていく日本人が、何をすべきか、どうすればグローバルな視点が育つのかについて主に触れられておられました。
最初は、「グローバル人材」という言葉に関連したデータの説明から入り、本論につながっていきました。その中で、大使は、「世界で活躍する人の理想像」は、「基礎的な教養が身についていること」、「国際的に通用する言語を使える」、「独自の発想ができ、自分を語れる」の3点ということでした。その3 点の中で特に、私が今後重視し、磨きをかけていこうと考えたのは「基礎的な教養」と「国際的に通用する言語」です。特に「基礎的な教養」に関しては、大使の話す言葉の一つ一つに教養が満ち溢れておりましたし、職業柄ということもありますが、社会人、大人という存在はこうでなければならないと学んだ次第でありました。これから、教養、言語ともに身に着け、自分の軸を持って情報と接することができる自分を形作ろうと考えました。
更に、質問の所で、大使は、「親が子どもの『足枷』になっている」ということにも触れておられました。これは、将来私が親となったら、考えなければならない問題ですし、私の一生の宿題となるかもしれません。私の子どもが羽ばたいていけるように、正しいことを身に着け、子どもの将来に対しての正しいアプローチができるように、これから何でも吸収していこうと考えます。
大使のお人柄についてはUG先生から講義にて、一通り伺っておりましたが、その通りでした。長い間努力を惜しまず今に至り、失敗を力に変えてきた方であるということが分かりました。それゆえ、あのような知的でなおかつ優しい方であると私の目に映ったのであると考えました。私は、大使の様に、誰かがついていきたい、誰かが目標にしたいと言ってくれるような人間にこれからなっていきます。その為に、学ぶべきは学んでいきます。(Kawada)