常時英心:言葉の森から 1.0

約10年間,はてなダイアリーで英語表現の落穂拾いを行ってきました。現在はAmeba Blogに2.0を開設し,継続中です。こちらはしばらくアーカイブとして維持します。

赤阪大使講演会 感想

お疲れ様です。

本日は大変お忙しい中にも関わらず、学術講演会とゼミの学びの機会を与えてくださり本当にありがとうございました。いつもこのような場を設けていただき、本当に有り難い気持ちでいっぱいです。

講演会に向けて、一生懸命に準備をするゼミ生の中に入れていただき、もっと自分もやらなければとやる気にさせられました。また、ゲストをお招きした講演会の場において、ゼミ生の方々が、場に合った適切でフォーマルであり、かつ丁寧で細やかな英語表現を様々に用いていることがとても印象的であったことに加え、憧れを覚えました。もっと多くの表現を習得したいと思います。


赤阪清隆大使のご講演の中で、教師を目指している自分にとって特に印象に残った事が二つあります。

一つ目はグローバルな世界で活躍する人材に求めらているのは知識ではなく「既成概念にとらわれないチャレンジ精神」や、「社会、文化、価値観の差に興味関心を持ち、柔軟に対応する姿勢」であるということです。この能力が自分に備わっているかを考えてみた時に、様々なことを考えさせられました。むしろ知識をつけようと意識するばかりで、このような力を伸ばそうとする意識的な努力が足りていないと実感しました。また、コミュニケーション能力をつけるためには、本を「読む」こと、そして、実際にcommunicate すること、プレゼン、面接を多く経験することを挙げておられました。これは普段から、UG先生にご教授いただいている、outputの大切さ、input の大切さに重なることと気づきました。知識習得や英語学習のみならず、これらのスキル身につけていくための意識的な努力をしていきたいと思います。

次に、「経験は強い。」というお話や「使命を持ちましょう。」というお話がとても印象的でした。「シャンペンを片手に、単に貧困をなくしたいと述べる人よりも、経験したことをもとに貧困をなくしたいと感じている人の方が圧倒的に説得力がある」とのお話がありました。現場において、国連の現場において、赤阪大使は、小学生時代に出会った貧しい同級生の話をし、多くの人が耳を傾け、話を聞いたとの経験談をお話くださいました。赤阪大使がお話しくださったように若いうちに多く経験をして、使命を得ていくというプロセスを自分も体験したいです。自分は何か、何ができるのか、何をしていくのか という問いを考えていくきっかけを頂いたように思います。


最後になりましたが、準備に大変お忙しい中にも関わらず、学びの場を与えてくださり本当にありがとうございました。そして、他大学からにも関わらず、受け入れてくださったゼミ生の方々、本当にありがとうございました。感謝しています。

季節の変わり目で、寒くなってくるかと思いますが、どうぞご自愛ください。(Dew)