常時英心:言葉の森から 1.0

約10年間,はてなダイアリーで英語表現の落穂拾いを行ってきました。現在はAmeba Blogに2.0を開設し,継続中です。こちらはしばらくアーカイブとして維持します。

赤阪大使講演会 感想

このブログでも予告していた通り、昨日赤阪元国連大使をお迎えして、ご講演をしていただきました。まず初めに、今回のご講演のために貴重なお時間を割いていただいたことに深く御礼申し上げます。
ご講演は「グローバルに働くことの魅力」という私にとっても大変興味深いテーマで、数多くの国際機関で働かれたご経験があってこそお聞きできる、本当に貴重なお話ばかりでした。ビジネス、留学、日本の若者、世界で働くにあたっての能力など、幅広い側面からグローバルについて語っていただきました。
グローバルに活躍するためには、世界を見てみたいという純粋な気持ちだけではなく、世界情勢を始めとした教養や、グローバルに生きる者として、自分の考えをはっきりと伝える力といったコミュニケーション能力を養っていく必要があるということを再認識しました。実際に世界を股にかけて働かれている赤阪大使のお言葉はとても説得力のあるものでした。
中でも特に私の心に残っているお言葉として、「一生かけて何をしようかという使命を持って生きること、どういった使命感を持って働くのかが重要である」というものがありました。これまで私は目の前にある目標ばかりを見ていましたが、もっと長い目でみた大きな使命感を持つことで、より意味のある日々を送っていけるだろうということに気付くことができました。
また、今回のご講演で私はわずかながらもスピーチをさせていただきました。結果は満足や達成感とは程遠いものになってしまいました。しかしこの悔しさの入り混じった複雑な気持ちを味わうことができたことも含め、英語でスピーチしたという経験は二度と忘れることはないでしょう。まだまだ未熟な私にこのような機会を与えてくださったUG先生に心から感謝いたします。この経験、この想いを今後の人生に繋げていきたいと思います。赤阪大使、UG先生、本日は本当にありがとうございました。(bookmark)