常時英心:言葉の森から 1.0

約10年間,はてなダイアリーで英語表現の落穂拾いを行ってきました。現在はAmeba Blogに2.0を開設し,継続中です。こちらはしばらくアーカイブとして維持します。

close call 復習

再び「ホリデイ」からです。
アイリスと別れ、新しい彼女と婚約したにも関わらずジェスパーは、アイリスとの関係も諦めきれません。全てを投げ捨てたいとロンドンを離れニューヨークに向かったアイリスに会いに行きます。

Iris: I mean, is that what you’re come here to tell me?
Jasper: I wish you could just accept knowing how confused I am about all this.
Iris: Okay. Let me translate that.
So you are still engaged to be married?
Jasper: Yes…but… I mean…
Iris: Oh my god.
Well, this was a really close call.

“close call”には「危機一髪、もう少しで危なかった(失敗する)ところ」という意味があります。『Wisdom英和辞典』(三省堂)調べてみると、直訳の「ぎりぎりの判定」というところから「危機一髪」となったようです。また、同じ意味として”close shave”や”narrow escape”があります。『Weblio英和辞典』映画の中では、かつて愛していたジェスパーが、自分の元に戻ってきたと思い嬉しそうにしているアイリスでしたが、ふと婚約者のことを思い出し、婚約は解消したのか聞いたところ、ちゃっかり婚約者とも続いていたので、「危うくだまされるところだったわ」と言っています。(Starlight)

http://d.hatena.ne.jp/A30/20150306/1425652155