常時英心:言葉の森から 1.0

約10年間,はてなダイアリーで英語表現の落穂拾いを行ってきました。現在はAmeba Blogに2.0を開設し,継続中です。こちらはしばらくアーカイブとして維持します。

ground v. 復習

映画「ニューイヤーズイブ」からです。
遂に新年を迎えたニューヨーク。15歳の娘は心配性の母親と2人暮らしをしています。
カウントダウンを終え母とカフェでくつろいでいると、同じクラスの友達がハードロックカフェに行かないかと誘ってきます。どうしても友達と出かけたい娘は、必死のお願いをしています。
Daughter: Can I go mom? Please, Please, Please.
Mother: Go. Go. Have fun.
Daughter: Really?
Mother: Yes. Have fun. Yes,really.
Daughter: For real? Thank you.
Do you wanna come with us?
Mother: No. I’ll pass. I’m good.
Daughter: Are you sure?
You should go to your party.
I love you mom. Really.
Mother: I love you too.
But you’re still grounded.
“grounded”には「外出を禁じられた」という意味があります。『ジーニアス英和辞典第4版』(大修館書店)字幕だと、「当分外出禁止よ」となっていました。”ground”には「地面、敷地」という意味がありますが、外出禁止となって家から出られないという状況は、受け身の形からも、家という敷地に縛られて身動きが取れないような印象を受けます。例には、”His parents grounded him because of his bad school grades.”という文があがっており、海外ドラマはもちろん、teenagerの子どもをもつ家庭ではかなり頻出の表現のようです。(Starlight)

http://d.hatena.ne.jp/A30/20150430/1430354854