常時英心:言葉の森から 1.0

約10年間,はてなダイアリーで英語表現の落穂拾いを行ってきました。現在はAmeba Blogに2.0を開設し,継続中です。こちらはしばらくアーカイブとして維持します。

sapling

イタリア・ミラン国際博覧会の「日本館」イベント広場で29日、讃岐うどんやオリーブオイルなど香川県の食の魅力を紹介するイベントが行われました。うどんの試食や麺打ち体験もあり、来館者らは楽しみながら香川の味を満喫したそうです。

MILAN (Kyodo) -- Visitors to the Japan Pavilion at the world expo in Milan got a chance to taste "udon" noodles and olive oil from Shikoku Island's Kagawa Prefecture at an event Saturday.
中略
Visitors were also asked to compare olive oil from Italy and Kagawa's Shodoshima Island, which has been cultivating olives since becoming the first location in Japan to successfully plant imported saplings over 100 years ago.
以下省略

今回拾い上げる表現は、“sapling”です。LDOCEを確認してみると、“a young tree”とあり、若木であることが分かりました。そこで、『ジーニアス英和辞典第4版』(大修館書店)を見てみると、「若木、苗木」と記載されており、英語の定義と変わらないことが確認できました。この表現を詳しく見ていくと、“sap”には、「(植物の)樹液、液汁」という意味があり、“ling”は、接尾語で「幼い、小さい」の意味を表す名詞を作ります。これら二つが組み合わさって、「若木、苗木」という意味になります。海外で日本食が好評であることを聞くとうれしい気持ちになります。(Nao)

http://mainichi.jp/english/english/features/news/20150830p2g00m0et032000c.html