常時英心:言葉の森から 1.0

約10年間,はてなダイアリーで英語表現の落穂拾いを行ってきました。現在はAmeba Blogに2.0を開設し,継続中です。こちらはしばらくアーカイブとして維持します。

採用試験2次報告

教員採用試験の二次試験が終了しましたのでご報告します。

3日間かけて、個人面接、集団討論、適性検査、論作文、そして実技として英語の面接がありました。

まず個人面接は面接員3人で約20分行われました。聞かれた質問は最近のニュースについてや趣味、特技、そして大学で学んでいる内容についてなどから教員になってこのようないじめが起きた場合にはどのように対応するのかといった質問もありました。
集団討論についてはお題に対して二択の選択肢の内どちらを選ぶかについて約10名程度で話し合うというものでした。お題はいじめに関するもので、最初5分程度で意見をまとめ、その後話し合うというかたちで行われました。メモ等を取りながら多くの方の意見に耳を傾けながら様々な意見を聞くことは大変勉強になり、また勉強不足を実感しました。
論作文は時間50分、600字以上1000字未満で、信頼されつづける教員であり続けるためには何がもっとも大切で、そのためにそのような教育的取組を行うかというものでした。構成を練って文章を書くには決してゆとりのある時間ではなく、本当に時間との戦いでした。
英語面接は面接員2人、うち1人はネイティブスピーカーで約20分の面接を行いました。質問された内容としては、まず日本人の先生に趣味、特技、海外経験、大学で学んでいることなどの質問を受け、後にネイティブスピーカーの先生に授業ではどの程度の割合で英語と日本語を使うのか、4技能のうち最も大切なものは何か、英語が苦手な生徒に対してどのように対応するのか、など授業に関しての質問を多くされました。また、英検のように渡された紙に書かれている内容に対して7、8文以上で意見をまとめてプレゼンするということも行いました。

精神的にかなり疲労した3日間となりました。振り返ってみると失敗したことばかり思い出します。結果が出るまでには少々時間がかかりますが、今回の反省点を活かして一層勉強に力を入れたいと思います。

最後になりますが、一次試験を通過できたのも、二次試験を無事終えることができたのもUG先生と共に学んだゼミ生たちのおかげです。講演会、授業、ゼミ、裏ゼミではもちろん、現職の先生方と交流することができる研修会等にも参加させていただき、大変勉強になりました。本当にありがとうございました。(Inaho)