常時英心:言葉の森から 1.0

約10年間,はてなダイアリーで英語表現の落穂拾いを行ってきました。現在はAmeba Blogに2.0を開設し,継続中です。こちらはしばらくアーカイブとして維持します。

stoner

シェイクスピア専攻の方には衝撃的なニュースの様に映るかもしれません。近年の研究で、『十二夜』、『ヘンリ五世』、『オセロ―』、『冬物語』など、数々の喜劇、歴史劇、悲劇、ロマンス劇、そして詩やソネットに至るまで様々な作品を生み出した劇作家ウィリアムシェイクスピアのアイデアの源、元気の源は、実は大麻であったのではないかということが議論を読んでいます。記事にもあるように、南アフリカ科学雑誌にその内容が掲載されているようですが、まだそうと決まったわけではないようです。

Was William Shakespeare a stoner?
Was playwright William Shakespeare stoned when he penned masterpieces like "Hamlet" and "A Midsummer Night's Dream"?

http://edition.cnn.com/2015/08/10/europe/shakespeare-cannabis-pipe/

このstonerは「《俗》マリファナ[アルコール]依存症の人、どうしようもない人」(『アンカーコズミカ英和辞典』 学研教育出版)(--“informal someone who often smokes MALIJUANA” LDOCE5)とありました。Online Etymology Dictionaryによると「酔っぱらった」を意味するstonedからきているそうでした。

http://www.etymonline.com/index.php?search=Stoner