教育実習を終えて(白金台支所)
6月上旬より母校の中学校で教育実習を行いました。
1週目は職員会議で自己紹介をし、授業見学、先生方の講話をお聞きしました。ホームルームは3年生を担当し、教科指導では2年生を担当しました。クラスの生徒達の名前は3日ほどで覚えることができ、徐々に打ち解けあうことができました。
2週目からは2年生の授業と朝、帰りの学活を行いました。学活では、その日のトップニュースなどを話すと生徒の注意を引くことができ、学活では、その日のニュースなどを話しました。授業実習では、実際に授業をしてみると50分がとても短く、なかなか指導案通りできないことが多く、時間内に終わらせようとし、スピードの速い授業を展開した日もありました。しかし、何度も授業をしていき、先生方にアドバイスをいただくことで、50分の中で焦点を絞った授業が少しずつできた気がしました。手作りのフラッシュカードや絵を生徒が見ると、教室内で笑い声が絶えず、作ったかいを感じました。一方で、50分間生徒の集中力を続かせ、重要なところで注意を引くことはとても難しかったです。授業内の指示も誰にでもわかるような工夫が必要で、指示を黒板にも書くなど、生徒目線で常に考えなければならないことを改めて感じました。授業後や放課後に授業の感想を聞くと、次の授業の改善につながりました。また、中学校での実習だったので道徳の授業がありました。道徳の授業をやるのは初めてだったので、大変な部分がありましたが、なんとかやることができました。
3週目の最終日に研究授業を行い、課題であった時間配分もなんとか指導案通り行うことができました。授業後の反省会では、先生方に良い授業であったと仰っていただきましたが、まだまだ改善の余地はあったと思います。具体的には、次の行動に移るときの間の取り方や、重要なところは声の大きさを変えてみるなどがありました。
昼休みは生徒と勉強や修学旅行のことを話し、授業の始まる前のクラスに早く行き、2年生と話したことは生徒理解につながり、授業や学活をより良く行えたきっかけになったと思います。また、生徒と一緒に掃除をすることや、下校指導、放課後に部活動に参加することで、生徒の別の姿が見え、生徒と良好な関係を作ることができたと思います。こうして生徒と触れ合うことで、授業後や放課後に生徒から話しかけてくるようになりました。英語が好きになり、もっと頑張ろうと思ったと生徒から言ってもらった時は嬉しかったです。実習での貴重な体験や教訓を忘れずに、今後も頑張っていきたいと思います。
最後になりますが、お忙しい中、ご指導いただいた先生方に感謝申し上げます。授業準備から指導案作成、研究授業まで様々な助言やご指導、本当にありがとうございました。母校で実習を行えたことを本当にうれしく思います。本当にありがとうござました。(RRR)