ring in a new discovery
UG先生から英字新聞("The Japan News”)にあった表現を教えて頂きました。それが”Ringing in a new discovery”です。記事は兵庫県南あわじ市の石材セメント製造会社の砂置き場で弥生時代前期末から中期初頭ごろの銅鐸7個が発見されたことを伝えたものです。
”ring in”は「鐘などを鳴らして新たなものの到来を記録する,祝う」,さらには「新たな課題をはじめる」などの意味があります( "to register one's arrival by ringing a time clock : begin work"--Webster)(ex. ring in a new year鐘をならして新年を祝う)。
見出しの方は”ringing in”が”discovery”を目的語にとり,新たな発見を伝え,祝うと同時に古代史研究の新たな段階がはじまることを表し,かつ,「鳴る銅鐸」にもかけてあると思います。(Nao)