常時英心:言葉の森から 1.0

約10年間,はてなダイアリーで英語表現の落穂拾いを行ってきました。現在はAmeba Blogに2.0を開設し,継続中です。こちらはしばらくアーカイブとして維持します。

debutant

結婚式への参列、お疲れ様でした。私も、先輩方、OB、OGの方々のように、先生が誇ることのできる教え子となれるよう励んでいきます。

ハリルホジッチ(Halilhodzic)監督の指揮する新生サッカー日本代表が、つい先日のチュニジア戦との国際親善試合、初陣で勝利を飾りました。この勢いのままに、31日に控えているウズベキスタンでも勝利を収め、順調な船出として欲しいものです。

テストマッチという意味合いの強いこともあり、辛酸を舐める結果となったアジア杯UAE戦から、先発メンバー(starting lineup)を9人変え、新しい顔ぶれで試合に臨みました。その中で、待望論も出ていた宇佐美貴史選手も後半27分、A代表の選手として初めてピッチに立ちました。

記事の中で”debut”ではなく”debutant”が用いられていました。手元にあるGenius第3版で調べてみると”debut”には「デビュー・初舞台」や「(職歴などの)職歴、第一歩」という意味合いの他に「(女子が)初めて社交界に出ること」という意味があると分かりました。それに対して“debutant”は「デビューする男性、初舞台[初出場]の男性」とありました。また、フランス語からの借用語らしく、女性には”debutante”という単語で対応することができます。

通常”debut”は男女どちらを指すのにも使えますが、いずれかの性別であることを強調する際に、あるいは単に”debut”を何度も使うのを避ける際には”debutant”, ”debutante”を使うのでは、と考えました。ただ、PC movementの中でこうした使い分けはhero/heroineと同じように次第にすたれていくのかもしれません。(potter)

Japan strikes twice in second half against Tunisia

Halilhodzic wins first game as Japan boss

Honda and Kagawa injected some life into their team, as did Okazaki and highly anticipated debutant Takashi Usami when they set foot on the pitch after 72 minutes for Kawamata and Yoshinori Muto.

http://www.japantimes.co.jp/sports/2015/03/27/soccer/japan-strikes-twice-in-second-half-against-tunisia/#.VRfhS_msWmw