常時英心:言葉の森から 1.0

約10年間,はてなダイアリーで英語表現の落穂拾いを行ってきました。現在はAmeba Blogに2.0を開設し,継続中です。こちらはしばらくアーカイブとして維持します。

acorn

一号館へ向かって歩いていると、上からどんぐりが落ちてきました。一号館付近は 辺り一面どんぐりだらけです。

そこで、「どんぐり」は英語でなんと言うのかふと疑問に思いました。“chestnut”「栗」や“walnut”「くるみ」のように、“〜nut” かと思いましたが違いました。『ジーニアス和英辞典第二版(大修館書店)』で調べてみると「どんぐり」は “acorn” と言うことがわかりました。

また、諸説あると思いますが、Kawadaくんの『英語語源辞典(研究社)』によれば、“acorn” は、“oak” と “corn” が合わさってできたと載っていました。

“acorn” と言えば、“Big oaks from little acorns grow.”「オークの大樹も小さなドングリから」という諺を以前先輩がブログにあげおられましたが、その「小さなドングリ」を表す“acorn” にさえも(当たり前ですが)きちんと語源があることに感心しました。普段から使っているような身近な単語にも語源があると思うと、なんだかワクワクします。今後単語を調べる際は、言葉の成り立ち、その由来にも着目してみたいと思いました。(Five)

cf. http://d.hatena.ne.jp/A30/searchdiary?word=acorn&.submit=%B8%A1%BA%F7&type=detail
cf. http://d.hatena.ne.jp/A30/20101013/1286967871