常時英心:言葉の森から 1.0

約10年間,はてなダイアリーで英語表現の落穂拾いを行ってきました。現在はAmeba Blogに2.0を開設し,継続中です。こちらはしばらくアーカイブとして維持します。

出前授業の感想

昨日、中学1年生に向けたUG先生の出前授業があり、参加させて頂きました。教職志望のゼミ生をいつも連れて行ってくださるUG先生、学生にも関わらず授業への参加を快く引き受けてくださった先生方、ありがとうございました。
今回の授業は、辞書についてでした。辞書の引き方から始まり、見方、表紙を確認したりと基本的なことだけではなく、辞書はこんなことまで教えてくれると、2番目、3番目の意外な意味も実際に辞書を引いて取り上げてみたり、辞書と友達になろうという流れで授業が進んでいきました。

その中で私がとても驚いたことは、中学1年生にも関わらず全員が紙の辞書を持っていて、単語を引く習慣がついていることでした。私が中学1年の頃はまず辞書など持っていませんでしたし、単語を引いた記憶もありません。授業で配布される単語プリントと、ノートに書いてある新出単語のリストだけでなんとなくやっていました。分からない単語は放置か先生にその場で聞いて終わるとった感じで、当時から紙辞書を引いていれば大分変わっただろうなと思います。しかし、今回私も一緒に辞書の勉強をさせて頂いた中学生は誰1人として授業に辞書無しで参加している生徒はおらず、皆楽しそうに単語を引いているのがとても印象的で私の中学時代とは全く違うなという印象を受けました。

中学1年の段階で紙の辞書を引くことの大切さを教わり、また紙の辞書ならではの楽しさを知ることが出来て、単純に羨ましいなと感じました。私が紙の辞書を引き始めたのは大学3年からで、やっと半年が経ちましたが、まだまだ全然自分の辞書を愛でられておらず、1度引いてはみたものの頭に入っていないような単語もいくつかあり、同じ単語を2回引いてしまうという状況です。

今回を機に、私の辞書への取り組み方も再度見直す必要があると強く感じました。私なりの工夫をして、辞書を汚していく過程で効率良く単語を習得しようと思います。

今回の授業で、自分で辞書を引くということがいかに大切なことかについて再認識しました。私ももっと多くの時間を辞書に費やし、早く1冊潰せるように今後も沢山引いていこうと思います。(Starlight)

http://d.hatena.ne.jp/A30/20141108/1415436372