常時英心:言葉の森から 1.0

約10年間,はてなダイアリーで英語表現の落穂拾いを行ってきました。現在はAmeba Blogに2.0を開設し,継続中です。こちらはしばらくアーカイブとして維持します。

若者発音

絶好調の「花子とアン」ですが,その主題歌「にじいろ」にこんな意見が寄せられました(読売新聞 6/12)。ネット上ではちらほら同じ様な意見があがっているようです。絢香に限らず,鼻濁音だけではなく,日本語の個々の音そのものを「英語風」(のつもり?)にslurにする歌い方は若者の間ではふつ〜なのでしょうが(カラオケに一緒に行ってみるとよく分かります),昭和生まれには耐え難いものがあります。

わたしの場合,鼻濁音のみならず日本語の「ラ行」を英語のl(エル)音に近い感じにしているアーティキュレイション(舌っ足らずの音)の方が気になります。まあ,音声の変化は今にはじまったことではないので,目くじらを立てる必要はないのですが…(UG),