常時英心:言葉の森から 1.0

約10年間,はてなダイアリーで英語表現の落穂拾いを行ってきました。現在はAmeba Blogに2.0を開設し,継続中です。こちらはしばらくアーカイブとして維持します。

学会支部例会のご案内

日本通訳翻訳学会関東支部例会・通訳教育指導法研究プロジェクト合同研究会

日時: 4月5日 午後2:00〜4:00
会場: 青山学院大学(青山キャンパス) 総研ビル9階16会議室
アクセス:http://www.aoyama.ac.jp/outline/campus/access.html
参加費: 会員無料、非会員一般1,000円、学生500円

1.開会挨拶: 中村幸子(愛知学院大学)(*以下敬称略)
2.会の趣旨説明: 石黒弓美子 (東京外国語大学
3.発表(1) (質疑を含めて60分)
(1)−1 「IHCSAの事業・外務省および国際交流基金等の招聘事業」
ゲストスピーカー:一般社団法人国際交流サービス協会(IHCSA)
国際事業部招聘グループ グループ長 河守孝始
(1)−2「IHCSAが求める通訳者の資質と技能、登録の仕方、具体的なアサイン業務等」
ゲストスピーカー: 同グループ(通訳エスコートアサイン担当)チームリーダー 近藤勝次
発表趣旨:当協会では、長年、外務省や国際交流基金等が日本に招聘する要人等に通訳の手配をする等の業務を実施してきた。通訳者には、招聘客とその人々が訪問したり、交流したりする日本人との間に立ってコミュニケーションの仲立ちをする異文化コミュニケーターと しての役割が求められる。それは実際にどのような仕事であり、通訳者にはどのような資質や技能が求められるのか。また、IHCSAへの通訳登録や登録後の業務依頼はどのように行われるのかなど、現場からの期待と情報を提供する。

4.発表(2) (質疑応答を含めて60分)
「多文化社会に対応する通訳人材の養成における課題―社会連携の観点から」
スピーカー:内藤稔(東京外国語大学
発表趣旨:日本社会に暮らす外国人住民が抱える問題が多様化する中、その課題解決にあたり、通訳者と多分野の専門家・専門機関との協働による相談の仕組みづくりが求められている。大学もまた、こうした仕組みづくりの一担い手であり、「実践の場づくり」や「ユーザー教育」などにおける役割が期待されている。本発表では東京外国語大学による事例を踏まえつつ、社会連携の枠組みにおいて通訳人材を養成する際の課題を抽出し、今後大学における通訳教育の方向性について検討したい。
5.  閉会挨拶: 水野的(青山学院大学

※座席数の都合上、参加される方は事前にお申し込みください。
 申し込み先:ananiesiアットktd.biglobe.ne.jp (石黒弓美子)