常時英心:言葉の森から 1.0

約10年間,はてなダイアリーで英語表現の落穂拾いを行ってきました。現在はAmeba Blogに2.0を開設し,継続中です。こちらはしばらくアーカイブとして維持します。

ゼミで学んだこと #17

 この一年は、先生の知識量や人間性や経験に圧倒されました。 様々なお話や授業を通して、学ぶ事がとても多く大学生活四年間で一番充実した一年間でした。先生の体験談を聞きに行くのが一週間の中でとても楽しみでした。また英語教育の面でも様々な知識を教えて頂き大変勉強になりました。

専門的な知識は勿論、様々な事をお話頂き、来年は教員にならず民間企業で働く私自身が社会で活かしていく事ができる事を多く学びました。常に、教員、社会人として生きていく厳しさを教えて頂き、常に自らの甘さを実感しました。少しでも、立派な社会人になりたいという願望が芽生えました。

また、教育実習も先生から学んだ事を多く実践し、充実した三週間を送ることができました。授業をいかにうまく進めるか、生徒を引き付けるにはどのような授業を行うべきかを常に満足せずに考え続ける事で、前の出来よりも前進した授業をする事が出来ました。 先生の授業を受ける事で、日々の生活にも変化が起きました。常に物事に対して、疑問を持ち頭で考えるようにしました。何故?Why?の意識を常に持つ事を意識するようにしました。それまで、見えてこなかった出来事が様々な側面から見えるようになりました。多面的に物事を見据える力の大切さを、授業を通して感じる事が出来ました。教育実習の際も、授業をして成功または失敗しても、何故上手くいったのだろう?何故上手くいかなかったのだろう?と考察しました。成功に満足せずに、常に考察する事で成功を更に良くする事を心掛けました。

教員を短いながら三週間体験して、自分が創る授業が完璧になることは一生ないだろうと実感しました。常に失敗を繰り返し、新たな発見をして、新たな考えが生まれ、授業は構成されていくものだと身を持って実感しました。

この一年間で、学ぶ事が多くありましたが最も衝撃を受けたのは、先生の人を引き付ける能力でした。四年間、様々な教授の授業を受講しましたが圧倒的なインパクト・魅力・知識量・経験を兼ね揃えており、たちまち虜になりました。同時に、教員また社会人に最も必要な力はこの人を引き付ける力であると自ら体感しました。

その中でも、人を観察する力に驚きました。ある生徒と話しているのに、目は他の生徒を捉えていて、しっかりと生徒を観察する力や、人の特徴・性格を考え、表情などを読み取り会話する力には大変驚きました。これは、教員は勿論、社会人になっても活かせる事だと思いました。人を引き付けるには、自分の知識や能力だけでなく、人の気持ちを考えて行動し、態度に示し、その人が言った事などをしっかりと覚えておく事が大切であるとも私は思いました。そうすることで、相手も自分の事をきちんと考えてくれていると思い、良い人間関係を築く基本になると思いました。

また、私が強く思ったのは、どの世界に進むにしても、人に影響を与える人間になりたいという事です。私は先生から大きな影響を受けました。このように、この人についていこう、このような人になりたいと思わせられるような人間に成長したいです。そのためにも、様々な知識は勿論、常に周りに気を配り、観察し、考察していきたいです。

 私は、高校時代に会った恩師のように民間企業で働いてから教師になると決めていました。その通り、自分が成長できると考えた民間企業に就職する事が出来ました。今後は、先生が教えてくださった事を実践し、社会経験をたくさんし、大きく成長して自分が目指している目標に突き進みたいです。その上で将来英語教員として教壇に立つ事を夢見ています。

この一年間、先生と良い仲間に恵まれてとても充実した一年間を過ごす事が出来ました。もっと長い時間、先生から教えて頂きたかったです。この一年間で学んだ事を忘れずに、常に実践の意識を持ち、社会人になっても努力を惜しまず精進していきます。

一年間、ありがとうございました。 これからもお身体に気をつけてください。(North Field)