常時英心:言葉の森から 1.0

約10年間,はてなダイアリーで英語表現の落穂拾いを行ってきました。現在はAmeba Blogに2.0を開設し,継続中です。こちらはしばらくアーカイブとして維持します。

ゼミで学んだこと #1(白金台分署)

今日もA30でお仕事。終わりのみえない仕事。でもあきらめない。
本日からゼミ生の総括をおおくりします。共有してください。ロッテくんからはまだ届いていません。(UG)

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ゼミで学んだこと

 1年間このゼミに入って、今まで目をそらしてきた現実と向き合う機会が多くあった。その機会の中で、学んだことがいくつかある。

1)仲間の大切さ
 今までも、クラスメートや部活の同期など一緒に頑張ってきた仲間はいた。けれど、志望校が違ったり、真剣度が違うので、人のことは一切気にせずにマイペースに「人は人。自分は自分。」という考え方でやってきた。
 このゼミには、「教師になりたい」という同じ夢を持つ仲間たちが集まる。最初出会ったときは、みんな猫かぶっていて全然仲良くなくすごく不安だった。けれど、みんなこの夢に向かって真剣に頑張っている。そんな仲間を見て、とても刺激を受けた。自分一人だったら、1つの見方しかできない。けれど、向かっているのは同じ夢ではあるがそれぞれ違った考え方をもっているし、それぞれ違う才能を持っている。なので、自分では思いつかないようなアイディアをもらえたり、また「何で自分は教師を目指しているのか」「自分には何ができるのか」など自分を見つめ直す機会を与えてくれた。
 今まで通り、「人は人。自分は自分。」で勉強は進めていこうと思うが、このゼミで出会った仲間たちがこれからもずっと心の支えになると思う。

2)英語力の大切さ
 英語は「好き」であるが、「得意」ではない。特に、単語を覚えることは苦手で、語彙力が無く発音にも自信が無いのでspeakingも苦手である。これらが苦手なのは大学に入る前から自覚していたが、改善できずに大学3年生になってしまった。このゼミで単語テストをやったり、WUをやったり、先生の話を聞いて、周りとの学力の差を改めて実感した。このままの学力で英語の教師にはなれないと強く思った。教師になって生徒からどんな質問が来るか分からないし、生徒から先生は英語ができる人だと思われる。教師が全然英語ができなくて知識が浅かったら、英語は頑張らなくていいんだと思われてしまう。生徒に刺激を与えられるような、教壇に立っても恥ずかしくないような英語力を持たなくてはいけない。

3)知識を増やすこと
 この知識は、英語の関する知識はもちろん、日本のことから世界情勢まで、さまざまな分野に関することである。このゼミで、先生の知識量の驚かされることがたくさんあった。全く時間が無いのに、新聞を読んでいて、たくさんの情報をもっていて。
 これから、どこで何の知識が役立つか分からない。そして、知識をたくさん持っていることで、生徒の興味を引き付けることもできる。また、「話し方の改善」についての授業を行った時に、内容を充実させるために、また自信をもって話すために、情報量を増やすことが大切であると学んだ。本や新聞などたくさん読んで、自分の話に自信が持てるような量を得たいと思った。

4)人前に出ること
 このゼミに入って、模擬授業や自分の考えを発表する機会がいろいろあった。何か調べて発表するわけではないので、とても不安で緊張する。特に英語で授業をしなくてはいけない時、speakingは得意ではないので、緊張と自信の無さで声が小さくなり、周りを見る余裕が無くなってしまった。小学校のころから、なるべく前に出て話す機会を増やそうと努力をしていて、緊張はするが大きな声で話せるようにはなっていた。しかし、今までに経験したことのない模擬授業となると、また昔の自分に戻ってしまった。
 模擬授業は、生徒のことも見ないといけないし、時間を気にしながら授業のペースを作っていかないといけない。授業を組み立てていく中で、時間配分は考えるが、実際やってみると、足りなかったり生徒に伝わっていなかったり、予想外の出来事が起こる。それに対応できるようになるには、まずは人前で授業することに慣れ、もっと心に余裕を持たないといけない。そのために、積極的に人前に出る機会を作っていこうと思った。
 4つ学んだことを挙げたが、これらはUGゼミに入ってよかったと思えた理由でもある。
 きっと4ゼミも同じメンバーでやっていくと思う。これからも、仲間と協力し合い、ゼミで学んだことを大切にして、UG先生に「教えてよかった」と思ってもらえるような素敵な英語教師になる。(Senta Guy)