de-classified
下の「de-」がらみで思い出した表現があります。それがde-classifiedということば。
以前、列車(NBR)でロンドンから湖水地方(だったかな..?)に向かっている途中、Greater Londonを抜けたあたりでStandard Classのエアコンが故障したらしく、車掌が車内PAで、"Now, this train has been de-classified."(たぶん)と宣言。同時にStandardからFirst Classに大挙して観光客が移動してきました。おかげでそれまでの静けさは一変。喧騒と熱気でムンムンの車中になったことがありました。
de-classifiedは「クラス解除」ということでしょう。日本ではあまり経験しないことだったので(そして聞き慣れない表現)、早速、UGメモにとった次第でした。今、改めてネットをみると、クラス解除は結構行われているようでちょっぴり驚きました(英国的ですね)。
NBRはよくできた会社で日本に戻った私宛に(それも完全に忘れた数ヶ月も経った後に)chequeで送られてきました。時間はかかるがきっちりとやることはやる。これも英国流でしょう。
蛇足ですが、湖水地方に出かけた頃はNew Crown(三省堂)の執筆を手がけた時分でした。NCでは日本流の氏名表記を教科書に採用し、それを広めようとしていた矢先だったので、この際だからと思い「Tanabe Yuji」と差額請求書に書いたのですが、届いたchequeの宛名は以下のごとく「Mr. Yuji」になっていました。(UG)