常時英心:言葉の森から 1.0

約10年間,はてなダイアリーで英語表現の落穂拾いを行ってきました。現在はAmeba Blogに2.0を開設し,継続中です。こちらはしばらくアーカイブとして維持します。

ユージーン通信 #4

先週で2週間目の授業が終わり、今週から3週目の授業に入りました。

二週目からは、選択授業であるPronunciationの授業と、conversation partnerとの会話の時間がそれぞれ週二コマ、1コマ50分で合計4コマ加わりました。
Pronunciationの授業はおよそ10名オーバーの人数で構成されており、日本人は音声面に不安を抱えがちなのか定かではありませんが、自分を含め日本人が4人ほどおります。授業の形式としては、難しいとされる発音のいくつかを毎回取り上げ、その音を先生が発音し、それを聞き分ける、実際に自分も発音できる様にする、といったような形式で進められています。その他にも、イントネーションやリンキング、アクセントなどについても解説がされています。最終的には、センテンス単位での発音練習等も行うそうです。ペアワークも行われるおかげで様々な国の人の英語をじっくり聞き取る機会もあるのですが、母国語によって苦手な音などがやはりあるようです。

conversation partnerとの会話に関しては、特に会話をする内容などは定められていないので、基本的には生徒側が何かしらの計画を考えてくる事になっています。conversation partnerは英語圏で生まれ育った現役の大学生なので、至極当然の事ではありますが、日本ではなかなか知ることができない様な事、ネイティブスピーカーの英語に対する感覚、似たような表現の微妙なニュアンスの違い、ESLの人には理解しがたいような事などなど、積極的にこの機会を活用する事ができればと考えております。

話は変わりますが、最近気が付いた日本との文化の違いの一つとして気が付いた事が、犬のしつけのされ具合です。文化の違い、と言えるのかどうか確かではありませんが、とにもかくにもアメリカの犬の従順さといいますか、大人しさが日本のそれとは比べものになりません。犬のリードが無くとも飼い主のそばを離れる事も無く、何よりも驚きなのが、犬が人に対して吠える、通りかかった他の人の飼い犬に対して吠える、といったようなシーンを目にしたことがありません。日本ではよく見かける光景が、ここでは現時点では全く見られません。一体、ここの犬達の大人しさの背景は何なのか、どんな厳しい躾をされているのかと考えると、恐ろしくもなりますが。(Astroriver)